山口図
山口図
出荷者名:山口図(はかる)
[連絡先]
(くらんど市)
TEL/FAX 0966-34-5550
熊本県球磨郡錦町大字一武1544-1
※お問い合わせはくらんど市にお願いします。
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勉強熱心で面倒見の良い人柄
錦町でメロンやスイカ、かぼちゃやスイートコーンなどの野菜、米を栽培されている山口図さん。主力となるメロンは40年以上栽培されています。現在は1人で農業をされていますが、かつては家族と一緒に酪農もされていました。 最盛期には錦町で150軒あったメロン農家は現在、10分の1程に激減しました。台風や温暖化などの影響もありながら、努力を重ねメロンを作り続けられています。 山口さんはとにかく勉強熱心で面倒見の良い人柄から、みんなから慕われる存在です。手先も器用で、陳列棚やお正月の門松の土台を作るなど、くらんど市に様々な事でご協力いただいてます。また、令和2年7月豪雨災害の時は被災された方にメロンやかぼちゃなど様々な作物をご支援いただきました。 そんな山口さんだからこそ、丁寧な仕事ぶりと作物にかけるたっぷりの愛情で、良質な作物が育てられています。山口さんのメロンを毎年多くの方が心待ちにしています。
おすすめの商品
メロン
山口さんは現在、3種類のメロン(ホームラン、カナリアン、肥後グリーン)を栽培されています。春メロンがメインですが、現在は秋メロンにもチャレンジされています。以前は苗を購入して栽培されていましたが、満足のいく苗が手に入らず、現在は苗から育てられています。
メロンの成熟はヘタの色を見て判断されており、果実から一番近くの葉っぱが枯れたら成熟しているのだと教えていただきました。
花が開花して成熟するまでの日数はメロンの品種によって異なるようで、ホームランメロンは35-40日程、カナリアンメロンは40-45日程、肥後グリーンは60日前後になるようです。また、通常、メロンは1株あたり4玉になるよう摘果しますが、早く出荷する場合は3玉に減らします。このように1株あたりの玉数を減らしたり、成熟日数が異なるメロンを組み合わせて栽培する事で出荷時期が長くなるように工夫されているようです。
山口さんのメロンで特におすすめは”カナリアンメロン”です。糖度は14-15度で果汁たっぷり、すっきりとした上品な甘さが特徴です。カナリアンの名前の由来は鳥のカナリアからきています。
出荷時期:春メロン5月頃、秋メロン10月末〜11月初旬頃
購入方法:くらんど市で直接購入(お取り寄せ可)
※くらんど市で直接購入される場合は、事前にお問い合わせいただいた方が確実に購入できます。
保存方法:食べごろの日付が書いてありますので、それまでの間は常温で追熟される事をおすすめします。完熟したら冷蔵庫に入れて保存してください。カットした場合は早めにお召し上がりください。
こだわりポイント
燃料を使わない栽培
山口さんのメロン栽培では暖房を使わず、ハウスの中に小さなトンネルのハウスを作っています。ハウスに2枚、トンネルハウスに2枚と4層のビニールを使い温度管理をしています。気温に応じて、4層のビニールを開閉し、温度調整を行います。霜の時期が終わる3月頃まではトンネルハウスを使い、気温が高くなるとトンネルハウスのビニールは完全に剥がします。トンネルハウスを使う期間は、ビニールを剥がして作業をしなければならないですが、陽が沈む前の16時までに作業を終わらせなければならないので、その期間はスピーディーに作業を進めなければなりません。地温は15度以上、室温は10度以上、30度以下(生育中は35度以下)になるように温度管理をしています。
毎週4ℓの水やり
山口さんのほ場は表土が20cmと、とても水捌けが良く、雨が降っても水がすっとひく、メロン栽培にはとても恵まれた環境にあります。生育中は毎週4ℓ(成熟期は1ℓ)の水を必要とするため、水やりはハウス内に張り巡らせたかん水チューブを使って、欠かさず行っています。
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