「くらんど市」は道の駅錦に併設された錦町の農産物直売所です。
錦町農産物等直売所出荷協議会(以下、「出荷協議会」と称する)が運営しています。
出荷協議会は錦町の農家有志らが集まり、平成14年4月に発足しました。発足当初は会員数30名程の団体でしたが、現在は115名の会員で構成されており(令和4年10月現在)、錦町最大規模の販売コミュニティとなっています。
平成12年より道の駅及び直売所の建設を見据えて、月1回の日曜日に錦町役場前で朝市を開始し、平成15年1月より、農産物直売所「くらんど市」の運営を開始しました。
オープン当初は販売スペースも今ほどの広さではなく、販売品目も限られていましたが、2度の売り場面積の拡張を経て、現在では特産品の「桃」「梨」などのフルーツや採れたて新鮮野菜、種苗、錦町を中心とした人吉球磨のご当地グルメ、加工品、工芸品、農具刃物など様々な商品を取り揃えています。
町内の生産者が中心に運営している事から、地域のコミュニティに溶け込んでおり、地元のお客様や遠方から定期的に通って来られるリピーターの多い直売所となっています。また、会員自身もお客様でもあり、くらんど市を支えています。
毎月恒例のガラポン抽選会や梨祭りイベント、創業祭、年末年始の販売会などの販売イベントも定期的に開催しており、出荷協議会の会員とお客様の交流の場となっています。
出荷協議会会員の高齢化は地域ならではの課題ではありますが、いい食材やグルメが揃う錦町だからこそ、錦町の農産物直売所の役割は大きく、こらからも末長く運営できるように、会員の世代交代(後継ぎ)や新規会員の獲得を目指して日々、頑張っています!