賀久農園

出荷者名:賀久和子

[連絡先]
TEL/FAX 0966-38-0508
熊本県球磨郡錦町大字西3618


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球磨栗

山紫水明な球磨盆地は、”日本で唯一風味のある栗”と一流の和洋菓子店から重宝される球磨栗の産地です。賀久農園では9月から10月中旬にかけて数種類の栗を栽培しています。近年では2010年に登録された晩生の「美玖里(みくり)」という新しい品種が、利平に代わる品種として注目されています。美玖里は中粒で香り高い栗で、皮は剥きやすく、利平よりも実の色味が黄色いのが特徴です。茹でるとホクホクして、頬張ると旨味と甘みがジワーと広がり、舌の上で風味がしばらく続きます。甘いだけでなく、濃厚で食べ応えのある栗です。

賀久農園の栗は全国の和洋菓子店などで使われており、素材の本来の甘みや旨味により、砂糖の使用を最小限にできる栗として菓子職人から信頼を得られています。

現在は加工品にも取り組んでおり、冷凍の剥き栗も出荷されています。

出荷時期:9月〜10月中旬頃(丹沢・杉光→筑波→美玖里→岸根の順) 
     ※岸根は貯蔵で11月まで
購入方法:くらんど市で直接購入(お取り寄せ可)、電話、FAX
※くらんど市で直接購入される場合は、事前にお問い合わせいただいた方が確実に購入できます。

調理法:鍋に栗を入れ、栗がかぶる程度の水を入れ、塩少々を加えます。茹でる前に座(栗のお尻)に切り込みを入れておくと、皮が剥けやすいです。

保存方法:ポリ袋に入れて口を軽く括り、冷蔵庫のチルド室で保存できます。市販品で行うと言われる燻蒸処理(殺虫処理)は行ってません。生ものですので、お早めにお召し上がりください。長期保存する場合は冷凍し、解凍せず凍ったまま茹でてお使いください。

賀久農園では桃を30年以上栽培しています。現在では9種類ほどの桃を育てており、極早生の”はなよめ”から始まり、晩生の黄桃までシーズンを通して色々な味わいの桃が楽しめます。桃はシーズンの終わりに近づくにつれてだんだん実が大きくなりますが、これは発育期間が長い晩生種の特徴です。錦町は桃が全国でいち早く出荷され、特に小ぶりの極早生種を桃の出始めの頃に関東のスーパーなどで見かけることも多いです。
桃は梅雨が明けた7月からが本格的なシーズンを迎えますが、近年では”桃夭(とうよう)(7月上旬)”などの果肉の硬い品種が人気です。

出荷時期:6月〜8月頃(はなよめ(6月上旬)→さくひめ(6月中旬)→日川白鳳(6月末〜7月上旬)→桃夭(7月上旬)→あかつき(7月中旬)→なつっこ(7月下旬)→川中島白桃(7月末〜8月中旬)→ゆうぞら(8月上旬〜8月中旬)→黄桃(8月中旬〜8月下旬))

購入方法:くらんど市で直接購入(お取り寄せ不可)、電話、FAX
※くらんど市で直接購入される場合は、事前にお問い合わせいただいた方が確実に購入できます。

保存方法:常温で涼しい室内で保存ください。召し上がる1時間前に冷蔵庫で冷やしてお召し上がりください。冷やし過ぎると甘みが損なわれてしまう恐れがあります。
桃が硬い場合は涼しい室内にしばらく置いてください。徐々に柔らかくなりますが、傷みやすくなりますのでご注意ください。

草生栽培

現在のほ場は元々、作物には適さない土地でした。以前は梨や筍などを栽培していましたが、栗の木は育てやすく、実が高く売れると聞き、一念発起。しかし、畑の土は乾燥しやすく、土に栄養が少なかったため、しばらくは試行錯誤を繰り返されたそうです。

栽培を始めて30年。辿り着いたのが、”草生栽培”でした。草を活かす事で乾燥から防ぎ、余分な草は刈り取って、肥料として利用します。栗のイガも発酵させて畑にまき、地力を高めています。ふかふかの土は根が張りやすくなり、木が丈夫になります。雑草やイガを肥料として無駄なく活用し、廃棄物を出さない仕組みは実によく考えられています。

整枝剪定

整枝剪定を行い、樹間を広く取ることでたっぷりの日光を浴びた元気な樹を育てます。剪定には樹木の成長を促す効果も持っています。剪定で不必要な枝や葉を取り除くので、栄養が適切な箇所に行き渡りやすくなります。これを怠ると良質な果実は育たず、毎年行う剪定は、品質の良し悪しを決めるとても重要な行程です。また、枝の伸び方が一本一本違うため、色々な剪定パターンがあり、長年培ってきた技術で果樹が育てられています。